仮に題材として近親相姦がだめだとするなら、源氏物語のアニメ化も無理ではないか。非常にレンジの広い(笑)西行法師については、どうなるのだ?モラルで芸術は評価してはならないのである。
仮に、乱交でも近親相姦でも何でもよいが、空想の中で楽しむことがなぜいけないのか?これは憲法に保障された表現の自由を大きく侵すものではないのか!憲法違反ではないか!「風と木の詩」だって、もうアウトではないか。これで日本の漫画文化は途絶えるのである。
懸念されるのは、最近の芸術的な香りの高い作品は、いわゆる“エロゲー”を起源にしているものが多いという単純な事実がある。こうした作品の起源 という問題に対して、東京都はあまりに無知なのではないか?たとえば、Airの名曲「鳥の歌」も、生まれないかもしれないのだ。
こうした名曲も最初はエロゲーの添え物であったのだ。 この法案が通れば、徹頭徹尾、裁判をするしかない。10年も20年もかかってだらだら裁判をいくつも立ち上げるしかない。
だいたいね、新銀行東京とかあれはいったいなんなんだ?大失敗じゃないか。口利きは?鹿島の秋葉原開発は?パチンコ屋からカジノにまつわり金をも らった件は?オリンピック招致はどうした。築地の移転は?そもそも、自分の息子(元オウム)の芸術作品を都が購入ということは、少しモラルがある人間なら 絶対にしないだろう。人にモラルを要求するなら、その緩いモラルを何とかするほうが先ではないか?自分の失政を穴埋めするために、さらなる悪政は重ねない で欲しいものである。
実は、この件には先例がある。それはJASRACによる著作権の取り立てである。むやみに著作権料を取り上げようとするために、日本のテレビやラ ジオでは音楽は流れなくなってしまった。残されたのはDJのおしゃべりだけだ。FMなんて、音楽を流せばいいのに、めっきり少なくなってしまった。その結 果はどうか?CDは全く売れなくなってしまった。そして敢えて言うが、音楽の質も本当に下がってしまった。もう日本人は紅白歌合戦を見なくなってしまっ た。それは聴きたい歌がなくなってしまったからだ。日本のアニメを日本の歌謡曲と同じにしていいのか?
石原都知事は、これ以上老醜をさらすべきではない。即刻辞任するべきである。
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