麻薬の密売組織摘発 治安部隊が最高幹部を射殺 メキシコ
AP通信などによると、メキシコ大統領府は10日、中西部ミチョアカン州で8日から警察などの治安部隊が麻薬密売組織の摘発作戦を行い、メキシコ有数の組織「ファミリア」の最高幹部の一人、ナサリオ・モレノ容疑者を殺害したことを明らかにした。
部隊は同州アパツィンガン周辺で作戦を展開し、9日夜に同容疑者を射殺したという。組織側は一般車両を強奪し火を放ってバリケードなどにして応戦。警官5人と市民3人が巻き込まれるなどして亡くなったという。同組織はコカインなどの密造、米国への密輸のほか、誘拐や殺人なども手がける。メキシコ政府はモレノ容疑者に200万ドル(約1億7000万円)の懸賞金をかけて身柄拘束につながる情報の提供を求めていた。(共同)
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