“最も美しい韓国女優”キム・テヒ 「反日」真相直撃
23日スタートのフジテレビ系「僕とスターの99日」(日曜後9・0)で日本のドラマに初出演&初主演する韓国女優、キム・テヒ(31)が、このほど都内で取材に応じ、ネット上などで取りざたされる「反日」について初めて言及した。(サンケイスポーツ)実は過去30回以上来日し、日本の小説や映画も大好きという彼女。「日本は好きな国です。この作品を通じて日韓の文化の橋渡しができれば」と願った。
韓国で“最も美しい女優”と称されるキム・テヒ。その美貌はもちろん、まず流ちょうな日本語に驚かされた。こちらの日本語の質問はすべて理解し、回答もできる限り日本語で返す。
「ははは。セリフのおかげで。去年(春)から日本語の勉強を始めたので」
撮影では共演者とも日本語でコミュニケーションを取っているという。驚くほどの上達ぶりだ。
ドラマは韓国女優(テヒ)と日本人男性(西島秀俊、40)の恋を描くラブコメディー。日本のドラマは初出演で、「日本語のセリフのイントネーションが難しい」と苦労しているが、「自分にとってはとっても良いチャンス」と笑顔を見せる。
“最も美しい韓国女優”キム・テヒ 「反日」真相直撃
日本には以前から関心があった。「やはり韓国からとても近い国ですし、何度も来ています。モデル時代の撮影でも、家族との温泉旅行でも。大学時代には交換留学生だった友人が住む千葉に私も1カ月ぐらい滞在していました。日本の料理も小説や映画も好きです」と告白。読むのは翻訳版だが、好きな作家を聞くと「田辺聖子さん、江國香織さん、辻仁成さん、村上春樹さん…。最近読んで面白かったのは奥田英朗さんの『ガー ル』」。映画は「大学時代に初めて劇場で見た映画が岩井俊二監督の『ラブレター』。あと、『世界の中心で、愛をさけぶ』や、『東京タワー』、『冷静と情熱 のあいだ』も面白かった」と次々と作品が出るほどの精通ぶりだ。
しかし、ネット上では“日本嫌い”とうわさされる彼女。「反日女優」などと書き込まれていますが?と“直球”をぶつけると、悲しそうにうつむき、こう言葉を続けた。
「私は日本には30回以上来ていますし、親しい思いも感じていますし、だからこそ、こうして日本のドラマ出演も決心しました。もともと母国語の演技も難し いのに、それを外国語で演技をするのは非常に大変なこと。ただ、自分にとって日本の国や文化は、非常に好奇心の持てるものだし、親近感も好感も持ってい る。日本語もぜひ学びたいと関心を持っている。だからこそ、今ここにいるんです」。
「日本は好きな国」とキッパリと答え、「今後も日本で 活動したい」と続けた彼女。「文化的に本当に似た面もたくさんある両国ですから。力を合わせて優れた作品を作り出し、それを両国で楽しめたらステキだなと 思います。私も今回の作品で、その一助が担えれば」と力強く宣言した。
0 件のコメント:
コメントを投稿