一部野菜など 摂取や出荷制限
3月23日 13時19分菅総理大臣は、農産物から国の基準値を超える放射性物質が検出されたことを受けて、福島県内で生産 された、ほうれんそうやキャベツなどの野菜について、当分の間、食べないよう、摂取制限を指示しました。また、こうした野菜に加えて、福島県内で生産され たかぶと、茨城県内で生産された原乳とパセリについて、当分の間、出荷を制限するよう指示しました。枝野官房長官は、「一時的に食べても健康に害を与える ものではないが、こうした状況が長期にわたって継続することが想定されるなかで、念のため、早い段階から出荷を控えて摂取しないことが望ましいとして指示 した」と述べました。
福島県で生産されたキャベツやブロッコリーの野菜などからは、国の暫定基準値を超える放射性物質が 検出されたことが分かり、菅総理大臣は知事に対して、原子力災害対策特別措置法に基づいて、当分の間、摂取制限や出荷制限を指示しました。このうち、摂取 制限が指示されたのは、福島県内で生産された、▽ほうれんそう、▽キャベツ、▽小松菜、▽茎立菜(くきたちな)、▽信夫冬菜(しのぶふゆな)、▽山東菜 (さんとうな)、▽ちぢれ菜、▽アブラナ、▽紅菜苔(こうさいたい)、▽ブロッコリー、▽カリフラワーなどの野菜です。また、摂取制限とした野菜に加え て、▽福島県内で生産されたかぶと、▽茨城県内で生産された原乳とパセリについて、新たに出荷制限が指示されました。国の基準値を超える放射性物質が検出 された農産物を巡っては、21日、菅総理大臣が、福島、茨城、栃木、群馬の各県で生産された、▽ほうれんそうと▽かきな、それに、福島県内で採取された原 乳について、出荷制限を指示しています。枝野官房長官は、午前の記者会見で、「一時的に食べても健康に害を与えるものではないが、こうした状況が長期にわ たって継続することが想定されるなかで、念のため、早い段階から出荷を控えて摂取しないことが望ましいとして指示した」と述べました。
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