2011年1月8日土曜日

一連の話。水戸黄門じゃないが「助さん、格さん、もういいでしょう」といったところで、仮エピローグ。


政府の権限あるものが現物を台湾に見に行って、「あるのか無いのか」。「本物か偽物か」。偽物でも紙幣の年代鑑定して、「その時代にその技術で作 れたのか否か」という結論を出せばいい。昭和33年の札の真贋鑑定機を作るには、その時代の状態のいい本物からデータを取らなくてはならない。これは、パ チンコ屋のサンド(パチンコ機の間にある、お札を入れる機械)を作っているオッサンがそういってるのだからそうなのだろう。日銀には、状態のいい昭和33 年の1万円札があるし、携帯型の簡易鑑定機もある。データさえあれば、鑑定機を作るのは簡単だ。それをもっていけばいい。
 さて、ここで一時幕引きである。ここまで言ったんだからあとは政府が決めればいい。やらなきゃやらないでどこかで誰かが火を噴かせる話になるだろう。そのときが見ものである。
 
 日本の官僚組織は硬直化した。官僚組織の安定というのは大事なことだが、日本は、”不作為という無責任”な人間達を放置してしまった。不作為が安 定であると考える小物役人の台頭がいい例である。勉強さえできれば、腹が小さくても思想が貧しくても役人となり威張ることができるという、「ゆがんだ平 等」が日本を支配してしまったためかもしれない。日本は「安定という看板に隠れる閉塞」脱して、一度生まれ変わらなければならない時代に来ているのかもし れない。幕末に来た黒船、いくつかの戦争、そして大東亜戦争の敗戦、左翼の台頭、新興宗教の蓄財・・・まぁ、いろいろあったのだろう。そろそろいろんなも のが変革する時期に入った。2012年頃にそれはやってくるだろうが、それがこのカネの話なのか、それとも大規模なテロでも国内で起きるのか、北朝鮮(中 国)と韓国(アメリカ)による戦争がそれの引き金となるのかはわからない。ただ、遅くとも数年後には歴史が大きく変わる変革の時代を迎えることになるだろ う。その時代にどうやってついていくか・・・それを各自で考えておくべき年がこの2011年である。 



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